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平成30年4月5日 桔梗だより 平成30年4月号(4月2日頒布)

3月の陰陽會の祭典および行事

33日 桃花神事 斎行

321日 春季祖霊祭 斎行

 

 



4月の陰陽會の祭典及び行事予定

43日 神武天皇遥拝式

429日 昭和祭

 

未来に禍根を残す男女共同参画社会

平成十一(一九九九)年、男女共同参画社会基本法が制定されました。その基底にある男女共同参画社会の理念には、女性の社会進出を推進する一方、男性も家事を応分に負担すべきであると言う原則があり、男性による家事や子育てへの関与もしかるべき社会的責務として推奨されてきました。

 また男女共同参画社会基本法は「男女平等を推進し、男女が互いに人権を尊重しつつ、能力を十分に発揮できる男女共同参画社会実現の為に作られ、家庭生活だけでなく、議会への参画やその他の活動に於いての基本的平等を理念とする」としています。

 簡単に解釈すれば、今迄、男性優位とされてきた社会に積極的に女性の進出を促し、長い歴史の慣習によって女性が主に担っていた家事・育児・介護など家にまつわる仕事を男性にも積極的に関わらせることで、女性を家事や育児から開放し、社会で仕事をしやすいような社会的な仕組みを作り、男も女も仕事と家事をそれぞれ応分に負担して男女平等の社会を作るよう国が法律を作って企業等に働きかけたという事になります。

 男女共同参画社会基本法が制定されて以来、二十年余りが経過し、安倍政権に於いても「すべての女性が輝く社会づくり」が官邸主導で行われ、基本的に女性の社会進出、男性の家庭進出をそれぞれ促しています。

 また社会で活躍する女性にとって家事や育児は賃金が支払われないアンペイド・ワーク、つまり面倒な雑事であるとでもいわんばかりに、男性の家庭進出にとどまらず、家事・育児を派遣業つまり他人に任せるサービスも始まり、その中には外国人労働者も含まれています。

 かつて日本に於いても、裕福な家では「ねえや」「ばあや」「じいや」など住み込みで家事・育児・雑事などをしてもらうという事はありましたが、彼らは主家の人達と家族同様に扱ってもらっていても、その分をわきまえており、その主家に仕えていた事で主家の人々との強い信頼関係で結ばれていたと思われます。

けれども現代の一般的な家庭に赤の他人ましてや外国人を入れて、時間給で育児や家事をさせるというのは、普通の日本人の感覚では受け入れ難いのではないかと思います。

 男女共同参画社会の根底には、基本的に「社会」が優位で「家庭」は劣位に位置付けられており、社会での活躍こそが人間として認められるべき場所であり、家族を支える様々な仕事が求められる家庭は、誰にも認められない場所だと言う認識がある様に思われます。

 そもそも「社会が優位・家庭が劣位」と言う考え方にこそ、男女平等を声高に叫ぶ人々に差別意識があるのではないかと考えますが。

 さて、男女平等を目指す法律が制定され、世の中には社会進出に嬉々とする女性たちで溢れかえり、男性の家庭進出も当たり前の時代になり、主夫やイクメンなど家事育児を行う男性を指す言葉もすっかり定着してきました。

 以前はほとんど見かける事は無かったのですが、若者から年配まで男性がスーパーマーケットで買い物をする姿、赤ちゃんを抱っこしたり、子供の手を引きながら買い物は勿論、保育所や幼稚園に朝駆け込んでいく姿など、左程珍しくも無い光景となりました。

 更に仰天したと同時に強い不快感を抱いたのは、駅やスーパーマーケットの女性トイレの掃除を若い男性駅員や社員がしていた時に遭遇した事です。トイレ掃除は年配の女性と相場が決まっていたはずですが、若い男性が女性トイレの掃除をする時代がやってくるなど思いもよりませんでした。

 また、スーパーマーケットのレジ打ちにも男性をよく見かけるようになりましたが、是もいかがなものかと訝しく思います。

 逆に女性もまた大型トラック運転手、工事現場、電車の車掌、企業のトップなど、今迄女性の存在が無かった職場に数多くの女性の姿を見かけるようになりました。

 以上の様に、現代日本社会に於いては次々と男女平等に向けた社会づくりが進んできて、女性は男性の領域へ、男性は女性の領域へと広がっていき、見かけ上は男女平等参画社会が成功しつつあるように見えています。

 然しながら、古来から慣習的に行われてきた男女の役割の転換を強制的に行うジェンダーフリー(男女の区別を廃止する)思想に基く男女平等社会の先に訪れる未来は、生物としての人間の本能や生態を無視した異常な社会であり、当然そのツケは本人達に回ってきて、医学的見地からもジェンダーフリー思想に警鐘を鳴らしています。

 第一に男女では脳の形状に差があり、情報処理の方法が異なるという点。

新井康允氏(人間総合科学大学教授・人間科学部学部長/順天堂大学名誉教授)によると、女性は左右の脳を同時に使う為、無意識に男性よりもきめ細かくものを見る事ができ、子供の表情や行動から些細な変化を敏感に感じ取り、調子の良し悪しが分かるし、男性よりも言語能力が優れているとのこと。確かに同時通訳はほとんど女性である事に気付きます。

また男性は空間認知能力・方向感覚に優れており、地図上のルートを探ろうとする時など、戦略的幾何学的にパラメータ(プログラムの動作条件を与えるための情報のこと)を用いているとのことです。

新井教授は生れた時に既に脳の性差が厳然と存在すると言う自然の摂理に逆らえば、何らかの問題を引き起こす可能性があるということと、成長する過程でジェンダーフリーと言う形で性差を強く否定されれば、不要なプレッシャーをかけ、心身に好ましくない影響をもたらす可能性もあると危険性を指摘しています。

2005 June 法律文化 ちょっと待った!男女共同参画社会基本法~科学的・生物学的見地から抜本的改正を~】

 このような生物学的脳の機能の違いは、男性が狩猟時代に獲物を捕らえる為に空間認知能力が発達し、どの様な方法で獲物を仕留めるのが効果的かを考える生活から、一点集中型の論理的思考能力を身に就け、獲物を採る為に必要な素早い判断力も磨かれたことに由来しており、一方女性は住まいの中で、我が子の微妙な表情の違いで子供の状態を察知する能力が必要とされ、また親族や隣近所などと接している時間が長い為、他人の表情や気持ちを素早く読み取る能力が発達してきたことに由来していると言われています。

 第二に、ジェンダーフリー思想によって、無理矢理男女の性差を無くそうとすることでホルモン異常が起こり、様々な症状や病気になる可能性が高くなるという点。

 先ず男性は、男女共同参画の推進によって男性の優位性が崩れ始め、主に筋力や勇気を促す働きのある男性ホルモンのテストステロンが低下し、うつ・不安などの精神症状や性機能障害、内臓脂肪の蓄積などの加齢男性性腺機能低下症候群になる人が増えていると言います。【性差医療情報ネットワーク】

 女性だけでなく男性にも更年期障害がありますが、今迄ならば定年後に起きる可能性のあった男性の更年期障害が、男性が家事育児を積極的にやることで男性ホルモンが低下し、更年期障害と同様の症状が若年層にも出てくるようになったという事なのです。

また共働きの夫婦で妻が夫よりも高給取りになった場合、夫は必ずうつ病になると言われています。

 一方女性もまた、家庭よりも職場で男性と同等に働く事で、女性ホルモン(特にエストロゲン)の低下をもたらし、のぼせ、ほてり、発汗、不眠などの自律神経失調症状と言う初期症状に始まり、女性ホルモンの分泌量の低下が続く事で骨粗しょう症、動脈硬化、心臓病、萎縮性膣炎、尿失禁、アルツハイマー病、その他の様々な更年期障害が引き起こされます。

 近年では二十代、三十代で更年期障害の症状を訴える女性が増えており、若年性更年期と呼ばれています。

 更に職場で様々な強いストレスを受けたり、生活習慣が乱れたりすることで男性ホルモンが増加し、体毛が濃くなる、油肌になる、ニキビが増える、抜け毛が増える(男性型の円形脱毛症)、性欲が強くなる、体臭が強くなる、イライラしやすくなるなど、女性の男性化が起きてきます。

 ジェンダーフリー思想に基く社会はその名称の通り、男性の女性化、女性の男性化を促し、更には精神や肉体に多大なる悪影響を及ぼした上、様々な病気を引き起こし、男女共にホルモン異常で不妊症に陥り、少子化は免れない事態を招いてしまいます。

 また男性が性欲を失い、女性の性欲が強くなれば、当然浮気や離婚率も高まるであろうことは想像に難くありません。

 ジェンダーフリー思想に基く男女平等社会は、このような性差を無視し、単に「人間」だから全てを同じにしようと意図的に行われていますが、単に男性優位の社会に女性を進出させたり、女性が本来本能的に優位な家事育児を生物学的に家事や育児が無理な男性にやらせて事足りることではありません。

 自然の摂理に反した事を無理矢理やり続ければ、必ず反動が起きる事は明らかです。

 男性優位とか女性優位、社会優位とか家庭優位ということではなく、両性の脳の機能がそれぞれに十分に活かせるような、社会も家庭もどちらも重要であると言う社会の仕組み作りを考える事が出来れば、画期的な成果を挙げる事が出来るのではないでしょうか。

次号は、人間が社会生活をおくる上で最も重要なホルモン「オキシトシン」、いわゆる「愛情ホルモン」「絆ホルモン」が男女共同参画社会推進によって危機的状況にあり、日本の未来が危ういと言う事についてです。

 

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