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平成29年1月4日 桔梗だより平成29年1月号(1月4日頒布)

12月の陰陽會の祭典および行事


1223日 天長祭


1224日 大正天皇例祭

1231日 年越大祓式・除夜祭



年頭のご挨拶     

陰陽頭 舊事希軍

新年明けましておめでとうございます。

年頭に当たり先ずは聖寿の万歳をお祝い申し上げ、会員の皆様のご多幸を心より祈念致します。

今年の干支は丁酉(ひのととり)年です。

 そして酉年の鳥は鶏を指します。日本に於いて鶏は、天岩戸開きの際に「常世長鳴鳥(とこよのながなきどり)」と言う名で重要な役割を果たします。

 天照大神が天岩戸にお隠れになられ、世界が闇に閉ざされた時、八百万の神々が常世長鳴鳥を集めて鳴かせ、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に舞わせて、天照大神を呼び出したと古事記に記されています。

 日本だけでなく、支那、古代エジプト、古代ペルシャ、中世ヨーロッパに於いても、鶏が太陽を呼び戻すと言う神話が数多く存在し、鶏が太陽の象徴とされているようです。

 イギリスの劇作家シェークスピアは、「ハムレット」の冒頭部分に次の様に書いているそうです。

 「聞くところによれば、夜明けを告げる喇叭(らっぱ)手の雄鶏は、その張り上げた甲高い鳴き声で日の神を目覚めさせ、そして鶏鳴の警告を聞くや、海の中、火の中、地か、空中いずれであれ、無明を彷徨う霊たちは、それぞれに定められたおのが領分へと急ぎ戻ると言う。」(岩波書店野島秀勝訳)

 このような記述を見る限り、洋の東西を問わず、その勇ましい鳴き声で夜明けを告げる鶏は、悪霊が跳梁跋扈する暗黒の世界を太陽の光の元へと導く霊鳥と信じられていた事が分かります。

 ところで昨年はイギリスのEU離脱、アメリカの次期大統領に保護主義を掲げるトランプ氏選出など世界の潮流に大きな転換を予感させる年でしたが、今年はこれらの出来事が具体的に動き出す年になることは明らかです。

 日本に於いては東日本大震災の復興もままならない中、熊本地震が発災。その後も列島各地で地震が頻発し、立命館大学・歴史都市防災研究所の高橋学教授によると、ここ数カ月以内に茨城・千葉県沖にマグニチュード六~七の大地震が発生する確率が高いと言います。

 昨年二月、日本列島の要である諏訪大社に参拝し、諏訪の神々にお鎮まり頂けるよう祈願致しました。

そして諏訪大社の東方向の要である「東国三社(千葉県香取神宮・茨城県鹿島神宮・息栖神社)」にも出来るだけ早い時期に参拝する必要性を記しましたが、高橋教授の予想を見る限り、改めて早期に参拝し、東国三社の神々にお鎮まり頂けるよう祈願しなければならないと考えています。

天災は単に「自然災害」として偶発的に起きているのではなく、「天の災い」であり、「政(まつりごと)」と連動している事を理解し、天を鎮め治めなければ、常に後手に回って人々は災害に翻弄され続けることになります。

本来「政(まつりごと)」は、天と地の法則に則って、天意を伺い、穢れ無き明き浄き正しき直き心を以て行われるべきであります。

例えば、天に生じる様々な異変(日蝕・月蝕など)を天皇がお受けになられると、 天皇に枉津日が生じ、その枉津日によって天譴が生じることになります。

或いは天変地異によって被災した地域に行幸される場合、最適な日を選び定め、様々な禍を避ける手段を講じなければ、禍による穢れをお受けになられ、そのことが新たな天譴を招くことになりかねません。

 陰陽師(天文博士)とは、天文密奏によって直接 天皇に的確に何を為されるべきか、或いは為されぬべきかを上奏申し上げ、天皇に禍が生じないようあらゆる手段を講じることが本分でした。

 然しながら明治以降は陰陽寮が廃止され、陰陽師によって 天皇に直接上奏できる手段が失われてしまいました。

 天文密奏こそ舊事希軍が真に為すべき事でありますが、現状に於いてそれが困難な状況にあることが口惜しい限りであります。

昨年、 聖上が譲位のご意向をお示しになられた事は、恰も天岩戸に御姿をお隠しになられるかの如くであり、もし譲位と言う事態が実現すれば、人心が混乱する事態に陥るやもしれませんが、今年の酉年にあやかって、常世長鳴鳥に大いに甲高い声で鳴いてもらい、混濁する世の中を太陽の光の元へと導いてもらいたいものであります。

そして正邪を見極める事を本分としてこの世に生を受けた舊事希軍は、的確に正邪を峻別することで光の指す方向へ向かう事が出来るように、つまり日本人として踏むべき惟神の道を、皆様が出来るだけ容易に歩む事が出来るように、陰陽道を通して補助する事が当会の本分であります。

今年は日本に於いては地震や火山の噴火などの天変地異の予想をはじめ、世界情勢が歴史的転換点を迎えるであろう予測も為されており、グローバル化が著しい我が国は、その影響を大きく受けることは必定であります。

夜明けを告げる喇叭手の雄鶏の鳴き声を聞いて、正しい道筋を見出す事が出来るかどうかで、今後の日本そして日本人の進むべき方向性が大きく変わってくることでしょう。

太陽の光の元へと向かう道筋は、偏に穢れを祓い、明浄正直に生きていく以外にありません。

会員の皆様方に於かれましては、今年も清祓によって穢れを祓い、御祈願によって御祭神のご加護を頂かれまして、お健やかにお過ごしになられます様お祈り申し上げます。

陰陽道による清祓・御祈願

当会では平安時代に安倍晴明公が執り行っていた方術を現代に復活させ、清祓並びに御祈願を執り行っております。

当会の清祓は、病気や様々な問題を解決するにあたり、その最中にある否定的な感情(恐れ、苦痛、不安、焦り、妬みなど)である穢れを祓い清める事が可能です。

否定的な感情(穢れ)の状態にあり続けると、否定的な問題と共鳴し続け、その連鎖から抜け出す事が出来なくなります。

ですからこれらの否定的な感情を祓い清め、「不安」から「安心」と云う肯定的な精神状態に切り替わることで、問題と共鳴し辛くなり、問題解決に向けて動き出す事が出来るようになります。

更により確実な問題解決の為に、陰陽師の提案による最適な御祈願をお受け頂く事で、御祭神にその解決を委ね、自ら為すべき事を果す事で、天佑神助によって御祭神のご加護を頂かれ、問題解決に導きます。
 当会の陰陽道による方術とは、自分一人だけが浮上したり、誰かの恨みを買うような解決ではなく、最適な時期に、最高の状況で、調和の内に自然に解決致します。

清祓をはじめ、各種御祈願をお受け頂き、より良い人生を送られます事を心よりお祈り申し上げます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。








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