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(9)帰家(きか)祭

帰家祭は火葬祭、あるいは埋葬祭が終了し、喪主以下一同が帰家(帰宅)した後、仮祖霊舎の霊前に於いて葬儀が滞りなく終了したことを奉告する祭儀です。

本来は家族・親族、世話役などは火葬祭・埋葬祭には参列せず留守を預かる役にまわります。留守役の家族らは祭壇を取り払い、家の内外を平素の状態に整え、また家に残った一部の神職が穢れを除く祓いを行い家の内外を清めて一同の帰宅を待っています。

しかしながら近年では家族・親族、世話役も含めて葬儀の流れで火葬祭まで参列するケースが大半です。

いずれにしても葬儀から帰宅した際には、一同は家の門口にて手水の後、神職による大麻(おおぬさ)・塩湯(えんとう)による祓い清め(帰家清祓・きかきよはらひ)を行ってから家に入ります。

帰家祭は新しく用意された仮祖霊舎に霊璽や遺影を飾る奉幣献饌(ほうへいけんせん)から行われ、斎主は祭祀を奏上し、一同拝礼、玉串奉奠で終了します。

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